※バッグインバッグの選択を失敗した話なのだが、これは自分のミスであって、アイテムのせいではないことを断っておきます。
以前にリュックのバッグインバッグとしてリヒトラブのSMART FIT ACTACT(スマートフィットアクタクト)のことを書いた。
クッション性もあっていいのだが、ポケッタブル可能な軽量のリュックだったこともあり、バッグインバッグの重量の割合が大きいのが気になっていた。
また財布も長財布からミニ財布に変えたこともあり、小物に比べてバッグインバッグのサイズが大きくなっており、もう少し小さいものの方がアクセスがいいのではないかと考えていた。
そこで年末に新たに購入したのがコクヨのBizrack up(ビズラックアップ)というシリーズのバッグインバッグで、こちらを2ヶ月ほど使ってみた。
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サイズはA5サイズのもので、カラーはブラック。
マチ付きのポーチタイプだが、背面のポケットにフラップが収納できるようになっている。
公式の説明にもあるようにバッグの中で使うには口を開いた状態で使うほうがよさそうだが、適当に収納しているとしわになりやすいので注意したい。
単体のバッグとして見るなら、この新しいコクヨのビズラックアップシリーズはデザイン的にも使いやすい。
生地はポリエステルだが表は杢調になっているため、同じコクヨのツルツルテカテカの旧ビズラックシリーズや、ポップなリヒトラブのアクタクトと比べて落ち着いた印象である。
意外とビジネスで使用しやすいデザインのバッグインバッグは少ないので、ここはメリットになる。
それにバッグから出して単体で持ち歩く用途があるなら、ビズラックアップのシリーズは使いやすい。
ポケットもじゅうぶん数があるが、それなりに評価のあるバッグインバッグでポケットの数に不満のあるものはさすがに目にしたことがないので、わざわざ言うまでもなさそうだ。
小物の出し入れはリヒトラブの方が微妙にしやすいように感じたが、あくまでも中に入れる小物のサイズによる影響だとおもわれる。
ビズラックアップも実用上困ることはないだろう。
残念なのは厚みがあるようで薄くクッション性にかけるところだろう。
リヒトラブのスマートフィットシリーズと比べると軽いのだが、その分、外部の衝撃から保護する力はかなり弱い。
タブレットやイヤホンのような壊れやすいものを入れるときは過信しないようにしたい。
メインのバッグインバッグとして使用するには、大型のリュックでA4縦型のバッグインバッグから変更するにはやはり無理があった。
軽量化は間違いなかったが、リュックの底に位置してしまうため、アクセスがし辛くなってしまった。
リュック内に物が入っていないときなら問題ないのだが、そうでないとまずこのバッグを手探りで探すことから始めなければならず、単に財布が傷つかないためのものでしかない。
やはりカバンにあったサイズのバッグインバッグを使うことがたいせつだろう。